↑しんぜんじあいが正しかったです…
Marowak (M) @ Thick Club
Ability: Lightning Rod
EVs: 168 HP / 136 Atk / 4 SpD / 200 Spe
Adamant Nature
- Bonemerang
- Rock Tomb
- Hidden Power [Ghost]
- Protect
Suicune @ Leftovers
Ability: Pressure
EVs: 172 HP / 104 SpA / 232 Spe
Modest Nature
IVs: 0 Atk
- Hydro Pump
- Icy Wind
- Substitute
- Calm Mind
Moltres @ Salac Berry
Ability: Pressure
EVs: 248 HP / 80 Atk / 56 SpA / 20 SpD / 104 Spe
Mild Nature
- Fire Blast
- Substitute
- Return
- Protect
Sceptile (M) @ Petaya Berry
Ability: Overgrow
EVs: 216 HP / 12 Def / 64 SpA / 216 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Leaf Blade
- Dragon Claw
- Leech Seed
- Substitute
Metagross @ Quick Claw
Ability: Clear Body
EVs: 232 HP / 216 Atk / 40 SpD / 20 Spe
Adamant Nature
- Meteor Mash
- Earthquake
- Light Screen
- Reflect
Gengar (F) @ Lum Berry
Ability: Levitate
EVs: 236 HP / 4 Def / 16 SpA / 252 Spe
Timid Nature
IVs: 0 Atk
- Thunderbolt
- Ice Punch
- Will-O-Wisp
- Protect
ガラガラを軸としたGBAダブルのパーティです
また、このパーティで日本勢と海外勢のチーム制交流戦にも参加しました
3世代海外勢との交流はWCS2023でハンターさんがGBA対戦募集していた(??)のがきっかけらしいです
国際交流の時間だああああああああ!!!!!!!!!!! pic.twitter.com/6BVVeTElG8
— ハンター (@245_SHEERCOLD) 2023年8月13日
シングルでもガラガラは強いですが、非拘り(守るを持てる)の最高火力を持ち、特性避雷針を活かす事を考えると矢張りダブルで活躍させるのがベストだと思いパーティを組みました
後は
この記事で
「ギャラドス+ガラガラという組み合わせがある。
ガラガラの避雷針によってギャラドスを守る、鉄板の組み合わせである。
「で?」
ギャラドスを守るのは分かった。そこから何をするかが問題だ。そもそも、ギャラドスは守るべき価値のあるポケモンなのかという話だ。」
ポケットモンスターというゲームは相手のHPゲージを全て0にするゲームであって味方のギャラドスを守るゲームではない
— 1192 (@at1192) 2019年3月17日
これらの文が出回り(半ミーム化もして構文としても広まっていた)のを眺めていて、
「確かにギャラドス+ガラガラは昔の名残で過大評価されていた所はあるかもしれないけど、今度はガラガラの避雷針戦術自体も釣られてネタ扱いされたり評価が下がっているのでは?」
と感じていました(元記事は紛れもない名記事だと思います)
自分はポケモンはタイプ相性が最重要のゲームだと考えているので相性補完重視でパーティを組みますし、ドータクンのような特性で本来の弱点を消していたりラグラージのような電気弱点を地面複合で帳消しにしているポケモンをとても評価しています(5世代以降の呼び水トリトドンは(ダブル以上では)めちゃくちゃ強いと思っています)
避雷針や呼び水ポケモンはWCSでも度々結果を残しているので、弱いわけがないのだ!というノリで前回のOCX
が終わった後からパーティを考えていました
ただ、従来のガラガラ+ギャラドスの組み合わせから一旦離れて考えました
2013のセジュンパのように避雷針+水+飛行という組み合わせが最も効率がいいと考え、水枠を考えました
スターミーとスイクンで迷いましたが、単純に弱点が少ないのと瞑想が使える点、ステータスの高さを評価してスイクンを採用しました
サンダーは?と思われるかもしれませんが、元々電気弱点ではないのと肝心のサンダーのめざ氷が抜群となり特に避雷針の恩恵が無いと感じ、今回は除外しました
ちなみにこの世代の避雷針は味方の電気技は吸いません これも3世代の避雷針ガラガラを評価している理由の一つです
・ファイヤーはメタグロス、ガラガラ+スイクンに強い草タイプ、ガラガラに耐性で優位を取れ瓦を使えるヘラクロスをワンパン可能、氷が等倍の飛行
・プテラは冷凍ラティと威嚇が厳しく、この世代はダブル非巻き込み範囲技のダメージが低い(1/2)
サンダーの身代わりには強い
・フリーザーはポテンシャルがあるがファイヤーと違い採用率最上位のメタグロスの処理が零度の命中依存
という点を踏まえ、ファイヤーから考えることにしました
プテラを採用しなかった理由でもある通り範囲技が弱いので、雪崩の採用率が低いのも追い風でした
また巻き込み範囲技は減衰無い上で瀕死後即出し仕様で、地震を無効化出来る炎タイプというのも評価点でした(これらは身代わりサンダーが強い理由でもあるのですが…)
ただ、ガラガラ+ファイヤーは水タイプがキツ過ぎます
また、このルールで最もよく使われる水タイプはスターミーです
水に強く出られるポケモンを4枠目に置くことにしましたがライコウは地震の一貫がキツく、サンダーは飛行2体採用が宗教に反する+冷凍ラティキツい為断念
そこでジュカインに決定
残り2体はノーマル耐性の確保、白いハーブを持てないガラガラを軸にする上で威嚇無効のメタグロスが欲しい、水意識のジュカインは採用したが強めの電気打点が欲しいのでゲンガーが妥当
ということでグロスゲンガーに決定
以下個別
ガラガラ (M) @ ふといホネ
特性: ひらいしん
努力値: 168 HP / 136 A / 4 D / 200 S
性格 いじっぱり
- ホネブーメラン
- がんせきふうじ
- めざめるパワー (ゴースト)
- まもる
このパーティの主役 個人的にもお気に入りのポケモンです
勿論威嚇や壁で軽減されることもありますし、上から爆発もされてしまいますが非拘りでメタグロスをワンパン出来る素晴らしい火力を持っています
地震とホネブーメランを両方覚えられるのも特にCTSでは強力だと思います
スイクンと組ませる上で窮屈なのと浮いてるポケモンが環境に多い為、地震は入れず広範囲を取るようにしました
ブーメランは身代わりライコウに強いのもこご風ポンプスイクンと組ませる上で偉いです
元々は原始の舞ガチャを合法的に狙えるということで原始の力にしていましたが、親善試合当日に岩石封じに変更 元々禁伝ルールで岩石封じめざ霊グラードンに興味があったのもあります
ただこのポケモンはHAに極力振りたいと思っていたので、S2段階ダウン110族を抜く程度に留めました
一貫性を考えて(こご風があるので交代されやすい)恩返しでも良かったかも?
スイクン @ たべのこし
特性: プレッシャー
努力値: 172 HP / 104 C / 232 S
性格 ひかえめ
個体値: 0 A
- ハイドロポンプ
- こごえるかぜ
- みがわり
- めいそう
避雷針ガラガラの横でガンガン瞑想を積んでいきます
野良試合含めガラガラスイクンは基本的に選出していた気がします
元々は滝登りリフ身代わり瞑想で、その次はハイドロ冷凍身代わり瞑想にしていましたが、身代わりサンダーに対して冷凍で割ってもオーバーキルで効率のいい動きが出来ないことがずっと気にかかっていました
その為、3世代故火力が低い凍える風を試合当日に採用してみました
ファイヤーガラガラスイクンがメタグロスに強めでクリアボディを気にする必要性が薄かったのもあります
2瞑想しないとサンダーの身代わりは割れませんが…
元々評価が低く渋々でしたが、ガラガラのSが低い点を払拭し、Sが逆転すると上から瞑想を積めるようになるので、この形が一番有力かなと思います
スカーフが無い世代故素早さのレンジも狭く容易にS逆転出来ます
こご風で対身代わりサンダーをある程度解決出来ている為、滝登りではなくポンプにしました
Sは最速グロス抜き
ファイヤー @ カムラのみ
特性: プレッシャー
努力値: 248 HP / 80 A / 56 C / 20 D / 104 S
性格 おっとり
- だいもんじ
- みがわり
- おんがえし
- まもる
メタグロスをワンパン可能なポケモンを2体採用出来たのは大きいと思います
サンダーの臆病10万を超高確率、スターミーの臆病ポンプを乱数で耐えられるH振りカムラです
ケンタの拘り捨て身でもカムラが発動します
避雷針や壁が無い状況下でもある程度強気になれるので動きの幅が広がりました
実際カムラのおかげで拾った試合もあったので悪くないチョイスだったと思います
Sは準速グロス抜き
ジュカイン (M) @ ヤタピのみ
特性: しんりょく
努力値: 216 HP / 12 B / 64 C / 216 S
性格 おくびょう
個体値: 0 A
- リーフブレード
- ドラゴンクロー
- やどりぎのタネ
- みがわり
スターミーやラグラージ入りと当たることが少なかったので出番は少なかったです
正直壁ラティとかの方が強いかなーと思ったりもします
後、ドラゴンクローはめざ氷で良いです…
Sはスターミー抜き
メタグロス @ せんせいのツメ
特性: クリアボディ
努力値: 232 HP / 216 A / 40 D / 20 S
性格 いじっぱり
- コメットパンチ
- じしん
- ひかりのかべ
- リフレクター
クローズドで強力な型だと思っています
相手視点守ると爆破をケアすると片方ずつ動かすのがベストなのでその間に壁を貼ります
もし相手が両動かししてきたとしても爪発動で軽減出来る可能性があります
爪は鈍いカビでもない限り結局発動した恩恵が得られるのはリーサルターンのみになりがちですが、この型だと壁を貼ってある程度被弾した状態から殴るのでどのターンに爪が発動しても大体アドバンテージを得られるのがポイントです
ガラガラファイヤーの存在によりグロスの被選出率はそこまで高くないのと爪があるのでSは2段階ダウンスターミーを抜く程度に留めています
爆発を入れる場合地震を外し、スイクンやジュカインは身代わりを守る見切りに替えることになると思います
ゲンガー (F) @ ラムのみ
特性: ふゆう
努力値: 236 HP / 4 B / 16 C / 252 S
性格 おくびょう
個体値: 0 A
- 10まんボルト
- れいとうパンチ
- おにび
- まもる
個人的に他のパーティではこのポケモンに電気技を持たせないことが多いですが、このパーティは電気ポケモン不在な為大手を振って電気打点役を担わせています
サンダーの弱点を突けて範囲補完に優れる冷パン採用
鬼火はファイヤーではなくゲンガーに採用しています
ケンタロス入りなどに出していきます
守るは入れてませんでしたがゲンガー方向集中でボコボコにされた試合があったので採用
親善試合当日
(バリバリ地下闘技場なのでリンクは後々消すかも…)
OCX3位のsabakuさんが相手で、トップバッターでした
浮いているポケモンが4体でブーメランが通らなそうなのとケンタロスが入っているのが若干不安要素でした
また、サンダーが磁石っぽかったのでファイヤーが10万耐えるか怪しく、ファイヤーも出せませんでした
結果としては0-2で負けてしまいました
2戦目のガラガラが落ちたターンはガラガラが守って凍える風するのがベストだったように思います せめて3戦目には持ち込みたかった><
技外しもありましたがこのパーティはそういうパーティなので仕方ないですね
ポコさんからはスイクンのポンプを滝登りに変えるように何回か言われていましたが、ポンプを優先した以上文句は言えないです
後は応援に回っていました
2戦目も運が悪く負けてしまい、3連勝しないと勝てない状況まで追い込まれましたが見事3連勝してくれて日本チームとしては勝利することが出来ました
唯一のグロス不採用パーティが勝ったりハリテヤマ入りやヌケニン入りが勝ったりと見所が沢山ありました(ヌケニンは選出はされてませんでしたが、選出画面にいるだけで仕事してくれるポケモンなので活躍していると言えるでしょう)
最終戦で金銀勢であるstoicさんが勝利を収めたのも嬉しかったです
めちゃくちゃ楽しかったので次があったら参加したいです
Congratulations to Team Japan for winning the "VGC 2005" International Friendly! Thank you to all the players for participating. A special thank you to @tellu_poke for co-hosting and @nnicoiosi for streaming. pic.twitter.com/ZCBkCAhwjv
— Kristian Mosquito (@MosquitoVGC) 2023年12月9日
関係者の皆様、ありがとうございました!
最近過去作海外勢と交流することが多いんですが、日本勢のメタも過去作海外勢のメタも吸収した最強の過去作トレーナーを目指して2024年も頑張ります
締めの言葉として、瞑想スイクンとファイヤーは避雷針で守る価値があるポケモンだと思います!!
お読み頂きありがとうございました
追記
他の参加者の方のレポートです!